ネット検索をしていると、クリック型の広告で、育毛剤が毎日の様に出てきます。
これは、一度でもクリックした事のある履歴から、その人の向けの広告ジャンルが侵入される広告型システムです。
先日、市場調査をする為に、私も育毛剤の広告を見てみたのですが、そこにはズレたキャッチコピーばかりでした。薄毛への不安感やコンプレックスを逆手にとり、これらのズレたキャッチコピーは凄い商品だと勘違いさせるのです。
例1
・●●●特許取得 特許NO○○○○
・▲▲▲特許取得 特許NO△△△△
冷静に考えてみてください。特許と言うのは、自分の開発したアイディアを他人に流用されない為にあるのであって、『スゴイ商品』だから特許がとれる訳ではありません。それが、商品を売り出すためのキャッチコピーになっていること自体を、もう一度冷静に考えてみるべきだと思います。
例2
・すごい人気で生産が追いつかない
・初回限定の割引料金が設定されている
・全額返金の安心保証
これも冷静に考えてみてください。凄い人気で生産が追いつかないのであれば、初回割引や返金制度は用いません。勿論、高額なクリック型の広告も必要ないはずです。
これが本当ならば、現在使用中で結果が出始めている人にこそ、安定して商品を供給する必要があり、経費を捻出して、新規を囲い込む戦略は必要ないです。
今回は、育毛剤に例え、例を紹介しましたが、育毛サロンなども、この様な視点で、消費者が冷静に見分ける必要があります。